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輸液セットなどの医療材料について

その他

2025.05.26

当薬局にて準備している医療材料について一部紹介いたします

当薬局では在宅療養に必要とされる医療材料も準備しております。その中で中心静脈栄養の際に必要な物品を紹介いたします。
後述しますが、輸液セットなどについては処方箋に記載することが可能で、薬剤と同様に処方が可能となっております。

輸液セットについて


中心静脈栄養の際のメインルートに60滴/mlの輸液セット(画像はフィルターなし)を準備しております。先端は消毒のしやすさからPNロックタイプを選択しており、側管などの接続コネクタは延長チューブ側に準備しております。


ニプロ社のキャリカポンプ用のルートも準備しております。テルモ社のカフティーポンプのルートについても準備可能です。


抗生剤などを投与する際の側管用ルートは20滴/mlの輸液セットを準備しております。同じくPNロックタイプを選択しております。


延長チューブは2種類準備しており、接続コネクタが付属しているタイプとそうでないタイプを準備しております。


PNロック以外の接続方式のルートなどと接続する場合はアダプタが必要ですが、それについても各種取り揃えております。
上記のニプロのキャリカポンプの側管に接続させるためのアダプタも準備しております。それぞれ、患者様の療養環境に合わせて選択していただくことが可能です。


フーバー針やフィルムテープも準備いたしております。


アルコール綿も準備いたしております。それぞれの使用方法や中心静脈栄養についてのマニュアルも準備しております。お気軽にお問い合わせください。

CADD-Legacy携帯型精密輸液ポンプについて

CADD-Legacy携帯型精密輸液ポンプの管理のサポートについても対応いたします。
カセット、エクステンションチューブの準備も可能です。しかし、CADD-Legacy携帯型精密輸液ポンプ関連物品については処方箋での発行が不可能となっており、患者様に実費で負担していただく必要があります。
薬剤については処方可能ですので、カセットに充填調剤を行い配送を行います。

点滴調剤について

当薬局についてはクリーンベンチを用いた無菌調整調剤も行っております。
混注についてもお気軽にお問い合わせください。

処方箋への記載方法について

輸液セットについては「在宅用中心静脈栄養輸液セット(本体)×○セット」と記載をお願いいたします。セット内にフィルター、接続部品、延長チューブ、混注に使用する材料(注射器や穿刺針など)をすべて含んでおります。レセプト電算コードについては「710010088」となります。
また、フーバー針は「在宅用中心静脈栄養輸液セット(付属品)×○セット」と記載をお願いいたします。レセプト電算コードについては「710010089」となります。
そのほか、医療材料の準備や指定がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

※「在宅療養指導管理材料加算」を算定されている患者様については処方箋での対応ができません。その場合、当薬局から必要分のみ医療機関様に分割販売させていただくことで対応いたします。
※分割販売については薬食監麻発0411第3号「医療機器の分割販売について」に基づいて対応させていただきます。

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